人を監視される者よ、わたしが罪を犯したとて、 あなたに何をなしえようか。 なにゆえ、わたしをあなたの的とし、 わたしをあなたの重荷とされるのか。
その弓を張って、 わたしを矢の的のようにされた。
あなたの義は神の山のごとく、 あなたのさばきは大きな淵のようだ。 主よ、あなたは人と獣とを救われる。
わたしの嘆きはわが食物に代って来り、 わたしのうめきは水のように流れ出る。
万軍の神、主よ、 いつまで、その民の祈にむかって お怒りになるのですか。
あなたは彼らを逃げ走らせ、 あなたの弓弦を張って、彼らの顔をねらうであろう。
あなたが罪を犯しても、 彼になんのさしさわりがあるか。 あなたのとがが多くても、彼に何をなし得ようか。
彼は人々の前に歌って言う、 『わたしは罪を犯し、正しい事を曲げた。 しかしわたしに報復がなかった。
あなたは言う、『わたしはいさぎよく、とがはない。 わたしは清く、不義はない。
わたしがもし人々の前にわたしのとがをおおい、 わたしの悪事を胸の中に隠したことがあるなら、
あなたの悪は大きいではないか。 あなたの罪は、はてしがない。
その時あなたはわたしの歩みを数え、 わたしの罪を見のがされるでしょう。
あなたはわたしについて苦き事どもを書きしるし、 わたしに若い時の罪を継がせ、
全能者の矢が、わたしのうちにあり、 わたしの霊はその毒を飲み、 神の恐るべき軍勢が、わたしを襲い攻めている。
またエズラは言った、「あなたは、ただあなたのみ、主でいらせられます。あなたは天と諸天の天と、その万象、地とその上のすべてのもの、海とその中のすべてのものを造り、これをことごとく保たれます。天の万軍はあなたを拝します。
わたしがもし罪を犯せば、 あなたはわたしに目をつけて、 わたしを罪から解き放されない。
あなたは言う、『これはわたしになんの益があるか、 罪を犯したのとくらべて なんのまさるところがあるか』と。
わたしは神に申そう、 わたしを罪ある者とされないように。 なぜわたしと争われるかを知らせてほしい。
あなたはなにゆえわたしのとがを尋ね、 わたしの罪を調べられるのか。